2018年2月24日に配信された医療ガバナンスNEWSで紹介されました。

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▽米国の専門家が描き出した原発事故の真の姿『アトミックアクシデント』を含むアトミック三部作、いよいよ完結。▽

2018年2月24日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
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今こそ知りたい、福島第一原発事故の真の姿。言葉だけではなくその意味も理解したい、ニュースで耳にする専門用語の数々。停止後何年も経過しているにもかかわらず、なぜ燃料棒は高温のままなのか?今こそ、原子力というエネルギー、原発というインフラ、そして人類の未来について造詣を深めたいとお考えの方は、ぜひこの三部作を手に取ってほしい。物理学の素地がなくても、原発は理解できる。原発の原理や事故のメカニズムは決して難しくはないことを、このシリーズを読めば分かってもらえるだろう。

『アトミックアウェイクニング』(Atomic Awakening)2009年刊、2017年邦訳
『アトミックアクシデント』(Atomic Accidents)2014年刊、2017年邦訳
『アトミックアドベンチャー』(Atomic Adventures)2017年刊、2018年邦訳

本質を理解している人の説明は、分かりやすい。著者はスリーマイル島事故後の安全システム開発プロジェクトを指揮した、米国原子力界の重鎮でありながら、(ふつうそういう人の話はたいがい面白くないものだが)その巧みで分かりやすいトークや作家を名乗るほどの文章力が評判のジェームズ・マハフィー博士だ。ぜひAmazon.com(米国アマゾン)でJames Mahaffeyを検索してみてほしい。このアトミックシリーズの評価の高さは一目瞭然だ。

この三部作の特徴は、どれから読んでもよいところだ。
東日本大震災を経験した日本人なら、まずは第2作目の『アトミックアクシデント~放射能の発見から福島第一原発事故まで~』に手を出したいと思うだろう。それもよし。物理学を専攻したことがある人であれば、1作目の『アトミックアウェイクニング』で錆びついた知識を蘇らせてから、2作目、3作目と読み進めてもよい。このシリーズの編集を担当した工学部出身の私個人的には、3作目の『アトミックアドベンチャー』から読むのがいいと思っている。章によってテーマが違うため飽きが来ず、また登場するマッドサイエンティストたちの奇行は、思わず誰かにしゃべりたくなるほどだ。また、3作目ということもあり著者の筆も心なしか乗っている。宇宙旅行の話などは量子力学が絡み、相当難易度が高い内容であるが、そういった箇所がまったく理解できなくても楽しく読めてしまう不思議な魅力が、マハフィー博士の文章にはある。

翻訳は三作品とも慶應義塾大学病院の百島祐貴医師が行った。自身は現役の放射線科医であり、叔父が原発の専門家でもある。医学史や科学技術史にも造詣が深い。多数の著書、翻訳書を手がけ、そして何より、その卓越した翻訳術で、作家マハフィー博士の文章をより魅力的にしている。

それぞれ、以下サイトから購入可。三作品とも電子版限定のため書店に行って立ち読みはできないのでご注意を。試し読みしたい方はKindleの無料サンプル等をご利用ください。

アトミックアウェイクニング http://amzn.asia/9iG1LkU
アトミックアクシデント http://amzn.asia/iqH9WCI
アトミックアドベンチャー http://amzn.asia/1yNEnZE

医学教育出版社ホームページ http://igakukyoiku.co.jp/
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